子育て論

これができていない親が多すぎる

今回はこれができていない親が多すぎるというテーマで話をしていきます。

それはなにかというと、

『待てない親が多い』ということです。

よく子どもには「遅いって」や「早くして」と言いがちですが

それはそもそも親が待てないことが原因であると考えています。

子どもが悪いのではなく親が待つことができれば

メリットも多くあると考えていますので

最後までご覧いただけると幸いです。

子育てをしていると必ずと言っていいほど使ってしまう言葉があるはずです。

特に登園前や出勤前などの朝の忙しい時間、

お出かけの前などに子どもに対して急がせるようなことを言ったことはありませんか?

子どもは大人とは違い行動に移すのに時間がかかったり

一つひとつの動作に時間がかかります。

絶対に言ってはダメというわけではありませんが、

言わないようにするためにはこの記事を最後まで読んでみてください。

「早くして!」とついつい言ってしまう

朝の忙しい時間にママパパはバタバタしていると思いますが

子どもはケロッとした様子で朝ごはんを食べたり、ゴロゴロしたり・・・

早く準備して

早くご飯食べて

もう、早くしてよ

という声が今日も聞こえてきますね。

私自身もこういう言葉を言ってしまう日もありますが、

子どもを急かさないようにすることは可能なはず。

時間がないのはママパパのせいでも子どものせいでも

ないのに、ついつい子どもに

強く当たってしまうことありますよね。

「遅いって!」と怒ってしまう

子どもは一生懸命しているのについつい

遅いって早くしてよ

と言ってしまうこともよくありますよね。

どうしても大人のように早くは動けないのが子どもです。

大人の目線で子どものことを見てしまってはいけませんよね。

でも、ゆっくりテレビを見ながらご飯を食べたり、歯磨きしていると

時間ないってば〜!

と言いたくなる気持ちはめちゃくちゃわかります。

子どもの行動に対して『待つ』ことができない親が多いと思います。

親が子どもに対して「なんで待てないの?」ということがよくありますが、

私はこれは逆であると思っています。

日々の生活の中で親が待てばいいのに待てない場面は本当に多いのでは?

時間がないからついつい子どもの着替えを親がやってしまったり

子ども自身ができることを親がやってしまうことは本当に勿体無いことです。

なぜ、待てないのか?

待てない理由の一つとして、時間がないということがあると思います。

朝の忙しい時間に待つ時間を作るのは難しい・・・

少し早く起きてみたり、前日にできることはしておくことで

朝の忙しい時間を少し緩和することも可能です。

待てない理由の一つとして、親がやった方が早いということです。

子どもが着替えるのと親が着替えさせるのは圧倒的に

親が着替えさせるほうが早く終わりますよね。

ご飯も子どもが自分で食べるより

親が食べさせたほうが早く終わる。

言い方が悪いと親はせっかちになりがちです。

これでは子どもの成長を妨げてしまうことになります。

親が待てずに子どもに与える影響

上記でも述べましたが、

子どもの行動が遅いからと言って、着替えや食事、片付けなどを

手伝ったり、全部やってしまうと子どもの成長になりません。

子どもは自分のことを自分でやりたいと思っていますが、

『時間がない』『遅い』といった

理由でせっかくの成長のチャンスを逃してしまっています。

親が全てやってあげることは子どものためではありません。

親自身のための行動であり、子どもにとってはマイナスな行動です。

親が待つことで子どもに得られること与える影響

では親が待てることで得られることは、

子どもが意欲的に考えて行動できるようになる

子ども自身で身の回りのことをすることで

自分でできたという成功体験ややる気などに繋がっていきます。

親が待ってあげることで子どもは成長していくということです。

ついつい、手を貸してしまうことや甘やかしてしまうことも

あるかもしれませんが、

これは、子どものため

と自分に言い聞かせて少し待つ時間を作ってみてください。

「早く」とか「遅い」という前に親が子どもの成長のためを

思って、言うのを思いとどまってみてください。

親が子どもの行動に対して待てないことが多いと思っています。

ついつい、「早く」や「遅いって」と言いがちですが、

子どものやる気や意欲的な姿勢を守るためにも

気をつけてみてください。

子ども自身が自分の身の回りのことができるようになることで

大きく成長していきます。

そうすれば少し子どもにかかる手が省けて

子育てがラクになることにつながっていきます。

しかし、親も人間です。

「早くして」とか「遅いって」と言うことが絶対にダメというわけではありません。

気をつけていきましょうと言うことです。

子どもの成長を思って今日から意識してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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