今回は、子どもが『成長』する方法を言語化していきます。
これは、日頃から自然にできている方が多いのですが、
『知らずに自然にやっている』から『知っていて関わっている』のほうが効果的ですよね?
子育て論にはいろんな意見がありますので、自分に合った方法を見つけていけるといいですね。
今回も最後まで読んでみて、「あ、そういう考え方もあるんだ!」と新たな気づきに繋がればいいなと思っています。
それでは、どうぞ〜〜
子どもが成長するには関わり方が重要
子どもと関わっている中で成長するにつれて子どもが自分で自分のことが
できるようになっていきますよね。
では、『成長』を促すためにはどうすればいいのか?
と考える方が多いのではないでしょうか?
いつの間にか子どもは自分のことができるようになりますが、
それは、保育園や学校などで学ぶこともありますが、自宅でも子どもの成長を促す方法があります。
急に子どもが何かできることが増えるわけではなく、必ず、先生や保育者やお友達、親などが関わった上で
子どもに積み上がり、成長につながります。
これを言語化した状態で知っておくことで、今の関わり方が合っているのかどうかがわかるようになります。
闇雲に関わるのではなく、知った上での関わりの方が効果的ですよね?
子どもの成長には段階がある
子どもの成長には段階があります。
子どもの発達段階ごとの特徴(引用:文部科学省)や子どもの成長・発達(引用:厚労省)などに書かれていますが
乳児期(誕生から1歳半くらい)
↓↓↓↓↓↓↓
幼児期(1歳半から6歳くらい)
↓↓↓↓↓↓↓
児童期(6歳から12歳くらい)
↓↓↓↓↓↓↓
青年期(12歳から20歳くらいまで)
(具体的な説明は厚労省のページへ)
子どもの発達段階は主に上記の時期にわけられています。
つまり、子どもに関わる大人は子どもの年齢や性別、特性に応じて関わり方を変えていかないと
子どもの成長に適していかないということになります。
年齢が12歳の男の子に、ママやパパが赤ちゃんに接するようなスキンシップは間違っていますよね?
年齢が2歳の女の子に難しい言葉を並べて注意しても理解できないですよね?
今言ったのは極端な例になりますが、言いたいことは
子どもの年齢や性別、特性に応じた適切な関わりが子どもの成長に大きくつながる
ということになります。
というと、おそらくほとんどの方が
たぶん、できている・・・
日頃からやっていることが正しいとわかった
など、普段の関わりが正しいという方が多いと思います。
日頃の関わりができているな〜と感じた方や
ちょっとできていないこともあるな〜という方にも
知っておいて欲しい『成長』を促す方法が・・・
『してあげる』から『できるようになる』ということ
これについて、次で説明していきます。
『してあげる』から『できるようになる』とは?
言葉のままですが、
『してあげる』→大人が手を貸して一緒にする、お手伝いしてあげるなど
『できるようになる』→自分のことが自分でできる
この2段階を日頃の生活の中でやっていくことが重要です。
子どもは最初からできることはほとんどありません。
最初から、着替えができる子は絶対にいません。
最初から、遊んだおもちゃを元の場所に片付けられる子はいません。
最初から、スプーンやお箸を使って食事をする子はいません。
つまり・・・
子どもとの関わりで重要なのは『してあげる』こと
まずは、大人が子どもと一緒に着替えや片付け、食事などを行うことが大切になり
一緒に行うことで子どもは学習していきます。
こうすればいいのか!
こういう方法があるのか
知らないことを知れた
などなど・・・
また、一緒にしてあげることで子どもとの時間を作ることができるので
子どもとの信頼構築や愛着構築に大きく繋がっていきます。
0歳〜1歳の子どもがママに懐くケースが多いのはパパよりもママと一緒に過ごす時間が長く
『してあげる』ことができているからです。
『してあげる』がずっと続いてはいけない
しかしながら、『してあげる』ことがずっと続いてはいけません。
なぜかというと『してあげる』ということは子どもが自分で自分のことをやっていないので
自立につながっていません。
自立に繋がらないと子どもは『成長』しないので、『してあげる』関わりは
子どもの年齢や特性、出来具合に応じて変えていかないといけません。
ずっと『してあげる』関わりが続くと例えば
6歳になっても自分で着替えられない、ご飯を食べるのが下手、トイレへ自分で行けないなど
自分で考えて自分でするということができない子になります。
(子どもの特性、障がいなどの理由があれば話が変わります)
『できるようになる』が大変
かと言って、『できるようになる』ためには結構大変です。
今までは、大人が一緒にやってくれていたことを子ども自身でしないといけないとなると
え〜一緒にやってよ〜
で〜き〜な〜い〜!
(できなくて)泣く
などのネガティブな行動や言葉が現れますが、これは不安だからです。
今までは一緒にやってくれていたことを自分でしないといけないとなると
子どもは急に不安になって『できること』も『やらない』になってしまいます。
いかに、うまく誘導していくかが鍵になります。
具体的にはどうすればいいのか?
では、具体的にどうすればよいのか????
『してあげる』から『できるようになる』ためには段階を踏んで関わっていくことが大切になります。
急に、「はい、1人でやって〜」と手放されると子どもは不安です。
例えば、片付けで言うならば・・・
いつも10個片付けるものがあるならば、9個ママと一緒に片付けて1個は子どもが片付ける
これが慣れてくれば・・・
7個一緒に片付けて、3個は自分で片付ける
など少しずつ段階を踏んで関わりをしていきましょう。
そして、自分でできることが増えてきたり、新たに自分でやった時は全力で・・・
褒めてあげてください
そうやって成功体験を積んでいくことで『できる』経験を増やして
『してあげる』から『できるようになる』が完結します。
難しい話をしているわけではないとわかってもらえたと思います。
皆様が日頃から自然にやっていることを言語化して、再度理解することで
よりよい子育てになると考えています。
まとめ
今回は子どもの成長の方法を言語化していきましたが、どうでしたか?
成長のためには『してあげる』から『できるようになる』というごく一般的な
関わりですが、改めて文字で見ることで再認識できたと思います。
普段やっている関わりが合っていたのか、間違っていたのかに気がつけるかどうかが
子どもの成長に大きく関わっていきますので
気をつけていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
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