パパが読むべき話 子育て論

子育てには必ず『最後』がやってくる

今回は、子育ての『最後』とは何かを考えていきましょう。

子育ての最後を知ることで日々の子育てが少し楽になる気がします。

子育てには必ず『最後』がやってきます。

おむつ替えも離乳食も抱っこもお風呂も・・・

今、子どもと関わっている時間には必ず『最後』がきてしまいます。

ママ、パパ、これを知っていて損はないはずです。

近年、『イクメン』という言葉が流行っていることや男性の育児休業の取得が推進されており、

男性、つまりパパが子育てをしていることが世の中的に当たり前になりつつあります。

とは言ったものの、まだまだ子育てに時間を作っているパパは少ない気がします。

ゴルフや趣味を優先したり、友人や会社の飲み会で家を空けることもあると思います。

家にいてもスマホやゲームなどで子どもを見ている時間はママに比べて多くないはず。

今、子育てに『協力』とか『参加』というとママたちからの反感を買いそうですが、

パパが子育てに協力しないのは本当にもったいないと思っています。

特に0歳〜4歳の間の子育ては大変な時期もありますが、

本当に楽しいこともたくさんあります。

スマホやゲーム、趣味、人間関係に時間を割くのではなく

子どもの成長や変化に時間を割いてみてください。

ママと一緒に「こうだね」「これどう思う?」と相談しながら

子育てをしていると夫婦仲も良くなります。

子育てをした方がいい理由はこれからまとめていきますね。

幼児期(主に1歳前後から5歳の就学前後くらいまで)は人間形成の基礎が培われる重要な時期です。

つまり、この時期は人生においてとっても大切な時期ということになります。

保育園などで地域社会や集団を学び、家庭で愛情と生活習慣を学びます。

ここで、適切な関わりが出来たからと言って絶対に天才になるとか絶対に頭が良くなるとかではありませんが、

人としての基盤を作る時期なので、この時期にママやパパとどう関わるかが大切です。

保育園や幼稚園などの社会では集団生活を通してお友達や先生と家庭では体験できないことに触れて

豊かな経験をします。

これを外での関わりとでもいいましょうか。

では、逆にママやパパと過ごす家庭での関わりを家庭での関わりとします。

この家庭での関わりを大切にしないといけません。

家庭で愛情やしつけを学び、子どもの心を育てていくことができるはママとパパしかいません。

また、家庭内でのママの役目とパパの役目は異なっており、

2人の存在はあると良いとされています。

ママは安心や安らぎのような印象を与え、パパは頼りになる存在や遊びの印象があります。

ママはおそらく、役割を果たしている方が多い中でパパはどうでしょうか???????

パパは、子どもに言葉ではなく、行動で示せていますか?

子どもやママにとってパパは頼られる存在になれていますか?

パパは子どもを遊びに連れ出せていますか?

パパが家庭で役割をしっかりと果たせているかどうかで子どもの

家庭内での成長が決まると思っています。

これはパパにもママにも言えることですが、子育てには必ず『最後』がやってきます。

もう子育てを終えた方はわかっていることですが、

10歳くらいの子どもはトイレに自分で行って、ご飯をこぼすことなく食べて、自分で着替えて、

自分の部屋でベッドで寝ます。

親の手がかからなくなるのです。

0歳〜4歳くらいの子育てをしている今は、「最後なんて考えられない」と思うと思いますが

これを今一度、再度、しっかりと考えてみてください。

おむつ替えはトイレの自立ができるまで使用するものですよね。

このおむつ替えも0歳〜2歳前後までは結構手がかかりますよね?

生まれたてはオムツの交換もスッと早く出来ますが、回数は多い。

半年もすればおむつ替えの時に暴れてテープやパンツタイプのおむつを履かせるのが大変になります。

漏れることもありますよね?おむつかぶれで病院に行くこともあります。

おむつ交換は毎日何回も何回も行っていると大変です。

でも、2歳前後になれば、トイレトレーニングが始まり、3歳過ぎにはパンツに変わります。

人生は100年と考えるとおむつの時期は2年ほどそう考えたら今のおむつ交換の時期は

貴重な親と子のふれあいの時間だと思いませんか?

なかなか寝ない!!どうすればいいの!?

と、今夜も聞こえてきそうですね。

眠いと泣いてなかなか寝ないのは子ども絶対あるあるですよね。

眠いなら泣かずに寝ればいいのに・・・・と昔思っていました。笑

トントンしても寝ないし、抱っこしても寝ない時は、「はぁ〜」と言いたくなり

睡眠時間も減るので親の体力が削られます。

でもでも、これは本当に大事です。

子どもを抱っこして寝かしつけるなんて2歳前後くらいまでかな?

なかなか寝ない!!

と思うと同時にこの時間は長くても2歳前後までです。

いずれ、抱っこしなくても寝るようになります。

一緒のお布団で寝る機会なんて子どもが小さい間だけです。

「足で蹴らないで〜」「なんで頭と足が逆さまになってるの!?」と

いろいろ思うことはあると思いますが、

今の時間を大切にしてあげてください。

離乳食の時期はとにかく手間が多い!!!

ハンドブレンダーで刻んだり、食べるものと食べてはいけないものを把握して、

月齢に合わせて食べやすいように調理しないといけない。

離乳食を作ることを思うと普段のご飯を作る方が楽に思えますよね?

でも、離乳食の時期って1年間だけです。

0歳〜1歳過ぎまでの時期です。

もちろん、作ることは非常に大変で1年だけとはいえ

大変なのは本当にわかっていますが、

離乳食はこの1年間で終わってしまう子育てなのでそれを踏まえて

日々の子育てにあたりましょう。

子どもの着替えって意外と大変ですよね?

じっと待ってくれるわけではない子どもの着替えは

あーーーもう

と言ってしまうこともあるのでは???

朝の忙しい時間に着替えさせないといけないのは意外と苦。

でも、3歳〜4歳にもなれば自分で着替えができるようになります。

服の前後が間違っていることは多々ありますが・・・

着替えに手をかけてあげられる時期はこの時期だけです。

特に、上の服を着替えさせている時に頭を出す瞬間がめちゃくちゃ

かわいいと思うのは私だけでしょうか?笑

子育てをしていて後々、後悔しないためには『今』を大切にすることです。

しかし、その『今』をなかなか大切に出来ないパパが多く、

『最後』がくることを知らないから『今』に手一杯になり記憶に残らないママも多いはず。

子育てを終えた方は必ずこういうはず。

うちの子もこんな時期があったな〜。懐かしいな〜。

この言葉には成長を喜ぶ思いの反面寂しい思いも含まれていると思います。

『最後』を迎えることは実は寂しくて、その瞬間は急にやってきます。

子どもが「自分でやるって!!」と4歳くらいになれば言います。

その時も「あ、成長した」「トイレ自分で行ってくれて楽」「自分で着替えてくれて楽」

でもね、でもね、愛している我が子が成長していくことで

今まで手がかかって大変だった子育てが『最後』になる瞬間はキュッと心が寂しくなるものです。

だからこそ、『今』の時間を大切にしませんか?

趣味、スマホ、人間関係の付き合い、それよりも大切なものはなんですか?

手がかかる時期は正直4歳過ぎまでです。

うちの子もある程度のことは自分でできるようになってきましたが、

子どもができるようになってから、逆に私が手をかけてしまうことも・・・笑

抱っこや着替えを手伝ったりして一緒に同じ時間を過ごしたいのです。

子どもの自主性を損なうかもしれないダメな関わりかもしれませんが、

子離れできないのが私なんですーーー。笑

子どもの成長は早く、なんでもできてしまうけど、それは

喜びと同時に寂しさにも繋がります。

子どもができなかったことを思い出し、「あの時・・・」を懐かしく思う。

戻れるならば戻りたいとも思います。

子どもの時期と大人の時期は圧倒的に大人の時間の方が長いです。

だからこそ今の子どもの時期を大切にしてほしいのです。

『最後』がくるその瞬間まで子どもと同じ時間を過ごしてほしいです。

今回は、子育てには必ず『最後』がやってくるというテーマでした。

特に、パパは子どもの『今』を知らず、『最後』を喜ぶ傾向にあると感じています。

逆ですよ。

『今』を知り、『最後』を寂しく思える子育てにしてほしいです。

時間は戻りませんからね。

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