今回は、『2人目が産まれたら必ずやるべきこと』というテーマでまとめていきます。
これを知っているのと知らないのとでは子どもが寂しい思いをしてしまいます。
子育てをする上で子どもが1人なのと2人なのとは全く違います。
育て方というよりもママパパが気をつけておくべきことを具体的に、かつ実体験も踏まえて
まとめますのでぜひ、最後まで読んでみてください。
子どもが1人と2人では子育てが変わる
まず、子どもが2人になると単純な話、育てる時に手が2倍かかります。
上の子と下の子の年齢差にもよるかもしれませんが、今は4歳と0歳で考えていきましょう。(うちの場合です)
4歳ともなれば自分でできることが増えてくる反面、まだまだ甘えたい年齢です。
そこをどう受け止めていくか、上の子を考えながら下の子に関わっていかなければいけない。
子どもが増えることは幸せなことですし、最高ですが、手とお金が・・・笑
大人の手が足りなくなる
育てる子どもが増えるとやることが2倍になります。
下の子のオムツを替えたり、抱っこしたり、でも家事もしないといけない。
ここで、上の子がこう言います。
ママ、あそぼ〜
もう、手が足りないよ〜〜!!
子どもが2人になれば絶対にママ1人では大変になります。
だからこそ、パパの力が必要不可欠です。
さすがに、子どもが2人になってママに子育てを押し付けるパパはいないですよね〜?笑
かわいさは増すが、苦労も増す
今までは1人でもかわいくて愛おしかった我が子が2人になったら
毎日がハッピーで幸せな気持ちになります。
しかし、その代わりに苦労も増えてきます。
ママパパの自由な時間は減ります。睡眠時間もご飯の時間も少なくなり
苦労は増します。国の制度がありますが、それでもやっぱり
お金の面で苦労することも多くなります。
物価高の現在、2人の子育てともなると家計には厳しいことも。
上の子が寂しい思いをする
これは、よく聞く話ですが、
『下の子が生まれると上の子が寂しい思いをする』
よくある話ですが、これは全員に当てはまるのではないでしょうか??
でもこれは、すごく深刻な話です。
上の子は下の子が産まれるとこう思ってしまいます。
「かわいい〜!でも、ママパパをとられちゃう・・・」
小さい子どもでも感受性は豊かで、周囲のことには敏感に反応してしまいます。
楽しいことも嬉しいことも悲しいことも全てにおいて大人以上に感じとってしまうことも
ときにはあります。
そして、大人のようにはうまく感情をコントロールできないので
自分の中に溜め込み、行動や言動に現れてしまう。
そして、不適切な言動や行動につながり、ママパパに怒られてしまう。
負の連鎖に陥ってしまうということです。
2人目が産まれたら絶対にやっておくべきこと
では、2人目が産まれたら何をしたほうがいいのか?
これを2人目が産まれる前に知っておくと上の子が寂しい思いをしないで済みます。
そして、ママとパパがやるべきことを知っていてもイメージがつかないかもしれませんので
あとで実体験を踏まえて説明しますね。
パパのサポート
上記でも述べましたが、パパのサポートはほぼ必須と言えます。
子どもが1人のときと2人のときでは手間が全く違います。
下の子を寝かせてるために抱っこしているときに
上の子が「トイレ一緒に行こ」「一緒に遊ぼ」などと誘ってきたり
ご飯をこぼしてしまったとき、入浴後の着替え保湿ドライヤーなどの急ぎの子育てが
確実に増えていきます。
子どもに寂しい思いをさせないためにはママだけではなく、パパのサポートが必要です。
子どもが2人になるということは2人のパパになるということ。
責任も覚悟もお金も2倍になります。パパよ、がんばれ!!!
ママの1人時間
これは、子どもが1人のときも2人のときも同じになりますが、
絶対に確保しないといけない時間になります。
ママは普段子どもと密に関わっています。
子どもと一緒にいるということはストレスも溜まりますし、時間の自由がなくなりますよね。
だからこそ、ママのリフレッシュという意味でママの1人時間をパパが作ってあげることです。
また、これの大切な点は一つです。
絶対にパパからこう言ってください。
ママ、子どもを見ておくし、家事もするから1人でお出かけしておいで〜
とママのリフレッシュの時間をママからの発信ではなく、パパから発信をすることが非常に非常に大切です。
これは、パパが常に日々のママの一生懸命さを理解していて、家事や子育ての流れを把握していないとできないことです。
この時間を作っているのと作っていないのとでは、差が生まれてしまいます。
ママと上の子の2人きりの時間
1人目が産まれた時は上記の『ママの1人時間』で良いのですが、2人目が産まれたら絶対にしないといけないのが
ママと上の子の2人きりの時間を作る
ということです。
下の子が生まれれば、確実に上の子は寂しい思いをしてしまいます。
今までは、ママもパパも私だけのものだったのに、下の子に手がかかるため
遊びも関わりも全てが今までの半分もしくは半分以下の時間しか作れないこともあります。
子どもは変化を敏感に感じ取ってしまうので、ママとパパに振り向いて欲しくて
わざと良くない行動をしたり、下の子にいじわるをしてしまうこともあります。
だからこそ、2人目が産まれたら下の子ではなく、上の子との2人きりの時間を作らなければいけません。
定期的に2人きりでの時間を作ることで上の子は心が満たされていきます。
実体験からお話しします
ここからは実際に私の体験談をお話しします。
妻は保育士11年目、私は児童福祉、障がい福祉の分野で9年目になる、お互いが子どもと関わる仕事をしている
いわば、子どものプロです。笑
2人目が産まれたら上の子に寂しい思いをさせないようにしようなど考えていましたが・・・
対策はしていたつもりだったが・・・
まず、考えていたことは上の子に寂しい思いをさせないように愛情を表現していました。
大好き、かわいいね、抱きしめる、抱っこなどよくある愛情表現をたくさんしました
上の子が寂しい思いをすることを想定していたのでいつも以上に関わりを持つ時間も作り
1人のときよりも関わる時間は多く持てたと思います。
上の子(4歳)から「抱っこして〜」と言われたり、「一緒に行こ〜」と言われたら
「いいよ〜」と優先的に関わっていました。
パパと2人で映画や遊び場、買い物にも行き、『寂しい思い』をさせないようにママとパパとで
話し合っていたので大丈夫だと思いました。
子どもの思い
大丈夫だと思っていたのはママとパパの推測でした。
実際にどう感じているかは子ども次第なので、たくさんの関わりをしていても
下の子が生まれたことに上の子は心がモヤっとしていたのでしょう。
上の子と下の子は4歳も離れているので、可愛がってくれていましたが、
ちょっと意地悪のようなことが何度かありました。
強めに抱っこしようとしたり、顔にぬいぐるみを押し付けようとしたり、
下の子が遊んでいたおもちゃを盗ったり・・・
ダメなことには私たちも言葉と態度に気をつけて注意はしました。
ここで、怒鳴ると逆効果になるので。
やはり、上の子の中ではママとパパとの時間を作っていても
下の子に対しては少し嫉妬のような気持ちがあることに気がつきました。
次第に、上の子がパパよりもママに対して関わりを求めていることに気がつきました。
これも、よくある甘えたいからかな〜と思っていましたが、実はこれが私たちのミスでした。
子どもの思いで私たちが一番間違っていたことがありました。
それは・・・
ママとの2きりの時間です
上記でもお伝えしましたが、当時はこれに気がつくのに時間がかかりました。
子どもはママとパパと遊ぶ時間よりも、パパと2人きりの時間よりも
ママとの2人きりの時間を強く求めていたのです。
なぜなら、下の子が産まれたらママは下の子にべったりと関わる時間が増えたからです。
授乳や育休で下の子と過ごす時間は上の子よりもはるかに多い。
そこに対して、上の子は嫉妬のような気持ちが溢れていました。
ママとパパは上の子に対して対策して気をつけていましたが、子どもの本当の思いに
気がつけず、結果的に寂しい思いをさせてしまっていたのです。
これを忘れないで!!
家族の中で子どもが増えることは非常に幸せなことです。
兄、姉にとって弟や妹の存在も喜ばしいことですが、ママとパパが協力して
対策していないと上の子が寂しい思いをしてしまいます。
赤ちゃんにはそこまで記憶はありませんが、4歳、5歳くらいの上の子にとっては
記憶や気持ちに残ってしまうこともあるので、ケアすべき方は赤ちゃんではなく上の子です。
愛情表現をしているから大丈夫、遊ぶ時間を作っているから大丈夫、
パパと2人きりの時間を作っているから大丈夫というわけではありません。
うちの場合はママとの2人きりの時間を強く求めていました。
その家庭によっては子どもが求めていることは違うと思いますので、
何を求めているのか、この行動や言動は何を訴えたいのかということに
目と心を向ける必要があります。
2人目が産まれた時に上の子の様子をしっかりと見ておくことは必要不可欠です。
まとめ
今回は、2人目が産まれたら必ずやることについてお話ししてきました。
必ずやることは、
ママと上の子の2人きりの時間を作る
子どもの思いを汲み取る
これ以外にも愛情表現はいつも以上にしてあげてください。
甘えさせてあげてください。
2人目が産まれたら大人の思いと子どもの思いは一緒ではありませんから。
私たちは対策をしていても、間違ってしまったので
これを読んで少しでも感じていただけたら幸いです。