子育て論

『今』子育てが辛い人は読んでください。

子育てをしている時に、ふとこう思うことはありませんか?

「子どもが寝なくて辛い」「全然いうこと聞かないから大変」

子どもがいることを『辛い』と思うこともあると思います。

でもそれは間違ったことではなく、子育てをしているママパパは全員同じ思いを一度は感じたことがあるのでは?

しかし、それは子育てを断片的に捉えてしまっているからであり、長い目で考えてみると実は子育ての辛い時間は『幸せ』なのです。

それについて今回はお話ししていきます。

子育ては『辛い』は正しい

まず、前提として子育てが『辛い』というのは正しいことだと思っています。

子育てをする前に想像している『煌びやかな子育て』とは現実とはかけ離れているものです。

では、子育ての何が『辛い』かを考えていきましょう。

自由はなくなる

子育てをすると確実になくなるものが『自分の時間』です。

それまではできていた趣味の時間や友達と遊ぶ時間もなくなってしまいます。

特に、パパはこの自由な時間がなくなることが『辛い』と感じてしまうのではないでしょうか?

ママも子どもとの時間に追われてしまい、なかなか自由な時間がとれなくなってしまいます。

寝る時間、遊ぶ時間、ゆっくり過ごす時間がなくなることでママパパの自由がなくなって『辛さ』につながります。

この辛さが苛立ちや怒りにつながり、夫婦間で揉めることが増えてしまい夫婦間でトラブルになる原因の一つにもつながってくるのではないでしょうか。

子ども優先で動かないといけない

子育てをしていると何よりもまず、子ども優先で動かなければいけませんよね。

○子どもは早く寝かせないといけない

○子どもはお腹が空いたら我慢できないから先に食べさせる

○子どもが体調を崩せば仕事を休まないといけない

などなど

子ども優先で動くことが当たり前になることで、ママパパは犠牲にすることが多くなっていくと思っています。

ママパパがお腹が空いていても先に子どもに食べさせて、仕事があっても休まないといけない時があり、やりたいことがあっても子どもの思いが優先になってくるため

親の優先度は低いものになります。

辛い時間帯が多い

子育ては楽しい!!

と常日頃から思える時間帯は少ない気がします。

子どもを育てるということはこれまでのママパパの当たり前を崩してやりたいことや思いに蓋をしていくことが増えてきます。

また、子どもがなかなか寝ないことや駄々をこねる、泣いて泣いて泣き止まないなど辛いことが多いことも多々あります。

「あ〜もう!!」「なんで〜!!」と心の中で何度も言っていませんか??

子どもを育てるということはそういった辛いことにも目を向けて立ち向かっていく覚悟が必要になると思っています。

子育ては『幸せ』も正しい

上記では子育ての辛い面についてまとめましたが、ここからは『幸せ』の面についてまとめていきます。

辛いことしかないわけではなくて幸せなことも多くあるのは事実です。

人の幸せのものさしは人それぞれですが、ここでは代表的な幸せについてまとめますね〜。

子どもの成長が幸せ

子育てで幸せに感じる瞬間として『子どもの成長』があると思います。

できなかったことができるようになることは親にとって何よりも嬉しいことではないでしょうか?

○トイレの失敗が多い子がトイレに座って排泄できたとき

○初めて歩くことができたとき

○保育園で頑張っている姿を見たとき

などなど

子どもの成長を見た時に親は絶対に『幸せ』な気分になり、『辛い』ことが報われるような気分になりませんか?

子どもは成長する生き物ですが、その中には絶対にママパパの頑張りがあってのことです。

存在が愛おしい

我が子は存在しているだけで愛おしいと思える瞬間があると思います。

「痛い思いをして産んだ甲斐があったな〜」

「言うことを聞かないこともあるけど、かわいいんだよな〜」

子どもがいるおかげで夫婦間が保たれている家族もあるはずです。

仕事を頑張れるのは、日頃の家事を頑張れるのは我が子という存在がいるからではないでしょうか?

実際、子育ては『辛い』のか『幸せ』なのかどっち?

子育ては『辛い』と『幸せ』の両面があることをお話ししてきましたが、実際はどっちなのか?

辛い面が多いと子どもとの時間が苦になることになります。

大切なのは、考え方です。

『今』の時間は確実に幸せ

実は『辛い時間』というものはないのかもしれませんね。

子育てをしていると感じてしまう『辛い』というのは実は『幸せ』なことなのです。

これは、経験した方にはわかると思います。

例えば・・・

トイレがまだ自立していない2歳の子ども。トイレにはまだ親が一緒についていかないとできない。

毎回トイレのたびに手がかかってしまうことは大変で『辛い』と思われると思います。

でも、4歳くらいになりトイレが自立したときに、親の手がかからなくなります。

自分でトイレに行って1人で完結できる。

この時にこう思います。

自分でトイレに行ってくれて楽やわ〜

でも、なんか寂しいな

子どもはいずれ親の手から離れてしまいます。

トイレ、着替え、ご飯、入浴、寝かしつけ、身だしなみなどなど

少しずつ自分でできることが増えて、成長してしまう。

手がかかっていたあの頃が愛おしく感じてしまい、成長を喜ぶ半面、どこか寂しさも生まれてしまいます。

だからこそ、今、大変で辛いと思われている子育ても実は、幸せな時間なのです。

『辛い』も『幸せ』も考え方次第

子育てをしていたら必ず『辛い』と『幸せ』の瞬間が訪れます。

ただ、考え方を変えるだけで『辛い』を『幸せ』に変えることができます。

子育てをしていて『今』は1回きりです。手をかけてあげられる瞬間も1回きりです。

子どもが大きくなった時に

あんたはなかなか寝なくて大変だったわ〜!!

ママパパからなかなか離れなくて甘えん坊だったよ

と思い出話になるのは決まって『辛い』と思っていた子育てだったりします。

だからこそ、今もしも『辛い』と思っている瞬間があるならばこう唱えてください。

この『辛い』もいつかは思い出話になる

ママパパを頼るのも今だけ。成長を一緒に感じよう

ママパパの『辛い』は『幸せ』になる前の段階です。

考え方を変えて子育てを少し楽にしてみませんか?

まとめ

今回は子育ての『辛い』と『幸せ』について考えてみました。

私自身、子育てをしていて1、2歳くらいの時期は結構大変で少し『辛い』と思う瞬間もありましたが、

考え方を変えるようにして『辛い』を『幸せ』に変えていこうと努めました。

だって、子どもとの時間は1回きりで、今この瞬間も1回きりです。

成長する瞬間を近くで感じることができるのは子育てをしていて何よりも幸せであり、親としては宝物になります。

『辛い』というのは正しいですが、考え方を変えるだけで見え方、捉え方は変わります。

大丈夫です。皆さんも同じ思いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

また、別の記事も読んでみてください。

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